子どもの運動不足解消法3選!日ごろから運動の習慣をつけよう!

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子どもの運動不足解消法3選!日ごろから運動の習慣をつけよう!

我が子を観察してみると、以前と比べて屋外で遊ぶことが少なくなっていると感じてはいませんか。
感染症対策が叫ばれている今日では公園の遊具で遊ぶ機会は減り、
外出が減ったことでタブレットやテレビゲームなどで遊ぶ子どもが増えてきました。
室内で遊ぶ時間が増えることで、相対的に運動する時間が減少してきているのが現状です。
そこで今回は、子どもの運動不足による悪影響や、
運動不足の解消方法についてお話していきます。

 

1.子どもの運動不足による悪影響

運動不足になることで、子どもにさまざまな悪影響を及ぼす結果となります。

 

1-1.体力の低下

日々の運動量が減少すれば、子どもの体力は低下していきます。
また、体力が低下すると少しの運動でも疲れを感じやすく、
運動をすることにより抵抗を示すようになりますます運動不足が深刻化していきます。

 

1-2.健康リスクの増加

運動不足になると子どもの筋肉量が減少することで代謝が悪くなります。
代謝が落ちると脂肪を燃焼しづらくなり、
肥満の原因にもなるでしょう。
令和3年度のスポーツ庁の調査では、肥満である児童生徒が増加していると発表しています。

 

肥満だけでなく、肥満による生活習慣病の併発も懸念されます。
また筋肉量の減少により姿勢が悪くなり、
猫背やストレートネックになってしまう場合や、転倒リスク、
疲れやすくなるなど健康面でのリスクは多岐にわたるでしょう。

 

1-3.意欲の低下

運動にはストレスを発散する効果があります。
慢性的な運動不足が続くとストレスを発散する機会が失われてしまい、
ネガティブ思考や無気力感、意欲の低下などを引き起こします。

 

2.運動不足の原因

子どもの運動不足の原因の多くは、子どもの取り巻く環境に起因しています。

 

2-1.学校外での学習時間の増加

日本では、子どもの教育というとどうしても学力のみを重視する傾向があります。
そのため、外遊びをする時間を軽視して学校の授業以外に塾や家庭教師を利用した学力向上にばかり重視した結果、
外遊びの時間が減少し運動不足の子どもが増加したものと考えられます。

 

2-2.外の遊び場の減少

感染症対策などから一時期公園の遊具の大半が利用不可にされていた事情もあり、
公園で子どもが遊ぶという習慣が減少しつつあります。
利用者が減少すると子どもが外で遊べる環境を整える動きがなくなるため、
外遊びする子どもの減少に併せて公園などの施設も減少してきています。
これによりいざ子どもが外で遊ぼうと思ったとしても、
遊び場がないという事態が発生するでしょう。

 

2-3.少子化による学校外活動の友達の減少

日本では以前から少子高齢化が進んできており、今でも子どもの数は増加していません。
子どもの絶対数の減少や学校外学習時間の増加から外で一緒に遊べる友達がおらず、
やむを得ず家にこもってテレビゲームや動画配信サービスの視聴する子どもが増えています。

 

3.運動不足解消法

子どもの運動不足を解消するには、
子どもが興味を持てる運動を探して実践する必要があります。
どんなに効果のある運動でも、子どもにとって興味を惹かれないものであれば長続きしません。
子どもがいかに興味を持つかに焦点を当てて解消法を模索していく必要があります。

 

3-1.親が子どもと一緒に遊ぶ

子どもは親が一緒に何かしようと誘うと喜んでするものです。
一緒に外遊びをする友達が減少している今だからこそ、
その友達の代わりをできるのは親や兄弟などの家族です。
そこで、家族で公園やアスレチックに行く機会を増やして、
一緒に運動をするというのが子どもの運動不足解消に有効でしょう。
この方法であれば、子どもだけでなく、親も一緒に運動できるので、
大人になって運動の機会が減った親の運動不足の解消にも役立ちます。

 

3-2.家事などのお手伝いをお願いする

子どもが外遊びに積極的ではない場合には、
家事などのお手伝いをお願いしてみましょう。
最初は家事を一つこなすとお菓子などの報酬を与えることや、
テレビゲームを許可するといった条件からお手伝いをお願いすると子どもは喜んで引き受けてくれます。

 

3-3.体を動かす習い事をする

家族での外遊びや家事のお手伝いなどで軽い運動に慣れてきたら、
体を動かす習い事に通わせるのが、運動不足を解消するのに適した方法です。
習い事であれば、定期的に通うことになるので、
日々の運動習慣として受け入れやすく継続も容易です。
また、習い事に行くと同じ運動をする仲間がいることも運動のモチベーションに繋がります。

 

4.まとめ

今回は、子どもの運動不足の原因と解消方法についてお話していきました。
子どもの運動不足の主な原因は子どもの置かれた環境にあります。
その環境そのものを変えるというのは個人ではなかなか難しいので、
親が工夫して子どもの運動を促す必要があるでしょう。家族での外遊びや、
家事のお手伝いで運動にある程度慣れたら体を動かす習い事に通うと効果的に運動不足を解消できます。
習い事に通い仲間と一緒に運動をすることで、
子どものモチベーションを下げることなく運動不足を解消していきましょう。

 

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